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先々月に釉薬を増やしました。

透明釉を増やしました。

貫入対策のためです。

貫入とは器の表面の細かなヒビ状のものをいいます。

貫入で問題なのは食べ物や飲み物が

ヒビ状部分に入り込み黒いシミになること。

黒いシミはないほうが美しいです。

お客様にどうせなら美しいままに器を使っていただきたい。

そこで貫入の入らない透明釉を作りました。

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ここからは技術の話。

イカミミシリーズで使う土は

白くて硬く焼き締まる土と

赤くて適度に焼き締まる土。

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単色の絵柄、複数色の絵柄、上絵付け、

この全てに対応できる透明釉でなければならない。

7cf5af6b.jpeg


イカミミシリーズの器の見所はやはりイカミミニャンコ。

単色、複数色、上絵付けでクリアに発色しなければ

イカミミニャンコのイカミミも半減。

今までの透明釉は木や藁を使った植物系透明釉。

風合いは出やすいが貫入が入るのが欠点。

もうひとつ。

風合いが出るということは失敗も出やすい両刃の剣。

これを安定させるには木や藁を

長石、石灰、マグネサイト、カオリン、珪石に置き換える。

膨張率を計算して百分率にして小数点第一位まで調合計算。

施釉濃度、窯の温度管理も見直し、変更。

ズラズラっと書きましたがここまでで半年かかりました。

途中、絵の具の調合もちょこまかと変更。

発色にこだわるならこの先もちょこまかと変更。

延々と果てしなく続く終わりのない研究。

ということでイカミミシリーズは春先よりも貫入が入らないことを根拠に

クオリティがひとつあがっていることを報告させていただいた次第ですゴホゴホ。

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