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器を作っている過程で割れてしまうということはとても悲しい話です。

この悲劇が起こるポイントは実は決まっています。

その最大のポイント、難関は乾燥。

成形が終わってさぁ乾燥、と、なったとたんに底が割れちゃうんです。

上の写真がその状態。

直径20センチの皿です。

縁の欠けは僕の悲しさと憤りを表現してみたものです。

渋々戻ります。

原因は練り、土殺し等々色々考えられますが直接的には粘土の収縮が引き起こす自然現象です。

粘土は乾き始めると縮み始めます。

底より縁のほうが乾きが早いので収縮のスピードも底より縁のほうが早いです。

要するに縁は収縮が始まっているのに底はまだ収縮が始まっていないということになります。

そのことにより成形したボディにプレッシャーがかかり最終的には悲劇につながり僕は悲しさと憤りでファイアーなわけです。

カップ類より皿のほうが、更に小さい皿より大きい皿のほうが割れやすいです。

僕の粘土は粘土の状態と焼きあげた状態を比べると12パーセント縮んで小さくなります。

この収縮率で割れずに焼きあがるのは18センチの皿まで。

これ以上になると粘土の調合を変えて収縮率を11パーセントまで抑えなければなりません。

それで底割れに対応できます。

じゃぁ上の写真の皿は何故に割れてるの?っていう自然なつっこみをする人を僕は嫌いです。

クヌルプAAにそろそろ納品です。

詳細はまた後日。

粘土の調合を間違えたはずはないんですが・・・。

受け入れきれないこの事実。

やっぱり悲劇ですよこれ。
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